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【解決事例(離婚)】

<事件の概要>


 保育園児2人の母親からの離婚の相談についての解決事例です。


 「日々、自分(女性)が家事・育児をし、さらに夫が個人事業主として経営する塗装事務所にて連日働いているのに、夫は生活費として10万円程度しか渡してくれない。家のローンや水道光熱費は夫が払っているが、日々の食費や保育園の費用などを考えると10万円では足りない。

 なにより日中働いているのにちゃんとお給料はもらえたことはなく、ただ働き。自分のことにはしばらくお金を使えていない。家に帰ってもずっと働き通し。

 夫に言ってもちゃんと給料のことなど説明せず、家事・育児にも協力してくれない。もう耐えられないので、離婚したい。」

 というご相談を受けました。
 

<経過>


 離婚の相談後まもなく子を連れて妻は家を出て実家に戻られました。


 すると間もなく、夫側から離婚調停が申し立てられました。夫は子らの親権者に自身が指定されるべきであるということも主張してきました。

 「今まで育児に協力的でない夫に親権は渡せない」と考え、相談者は同調停で自身が子らの親権者に指定されるよう、しっかり対応することにしました。

 もっとも、こと面会交流に関しては、夫が子らの連れ去りまではしないだろうと信じ、弁護士事務所などでの面会交流に応じました。

 その上で、「このまま争いが続くのであれば、そちら(夫)の悪口を言わないと行けないが、子らにとってよい親同士であるためにも、定期的な面会交流の実施には今後も協力するので、どうか親権者の争いは諦めてくれないか」という丁寧な文書を送りました。

 すると、夫も、一番重視しないといけないのは子らのこと、ということを理解し、紛争が長期化するのを避け、当方の提案に応じてくれました。

 そのため、離婚調停は2回目で成立しました(当職の経験からすると異例の早期解決でした)。

 なお、かかる結果は、養育費と財産分与については、早期解決がかなうなら相場よりも譲歩する、ということも当方が提案したことも大きく影響したのではと思います。

<結果>

 親権者は妻(母)、毎月の養育費と財産分与として相当額を取得(相場よりかは少し減額)。

 なにより、依頼を受けて4ヶ月で、離婚届の提出まで完了し、早期の解決を見ることができましたので、依頼者は大変安心しておられました。

 
<さいごに>

 離婚事件は大変長期化することが多いです(当職が担当した事件の中でも、依頼を受けてから解決まで2,3年の月日を要した事件も多くございます)。

 しかし、「物の伝え方」や「譲歩すべきところは譲歩する姿勢」を示すことで、交渉が早期に進展することもございます。とまり法律事務所では、闇雲に戦うのではなく、依頼者が「何を重視したいのか」をよく打合せをして確認し、最善の結果が出るような「柔軟な」交渉を心がけております。

 是非、柔軟な交渉を、お任せください。

 弁 護 士  泊  祐 樹

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